防波堤でカラカラに干からびているクサフグを見かけたことは無いでしょうか?
釣れたクサフグを叩きつけたり、踏み潰して放置していると思われます。
近年、釣り場ではゴミの放置や不適切なリリース方法など、モラルを欠いた行為が問題となっています。
そのため、釣り禁止や立ち入り禁止の区域が増えています。
この記事が、釣りにおけるモラル向上に少しでも貢献できれば幸いです。
釣れたクサフグを、放置してそのままにする行為は、許されるものではありません。
死んだクサフグは悪臭を放ち、釣り場の環境低下に繋がる行為です。
モラルを持って行動することで、釣りを楽しむ環境を未来に残していきましょう。
釣り人のモラルとマナーが問われます
クサフグは、フグ科に属する海水魚です。
背側は暗緑褐色で丸い小白点があり、腹面は白く、胸鰭付近と背鰭の付け根には黒色斑があります。
体長 | 10~25cm |
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毒性 | 神経毒。内蔵や皮、卵巣は猛毒。筋肉と精巣の毒性は弱い |
生息域 | 全国沿岸。浅い岩礁・砂地・汽水域に多く見られます |
食性 | 非常に貪欲な雑食性 |
その他 | 初夏から夏の大潮に、岸辺に大群で産卵するのが風物詩 |
河川の中流域まで遡上する事も
クサフグは、釣り人にとっては「外道中の外道」として嫌われる存在です。
その理由は、以下が挙げられます。
仕掛けの餌にすぐ食いつき、本命の魚を妨げます。
結んだルアーや釣り糸を噛み切るため、大きな損失となります。
釣り人に様々な迷惑をかける厄介な存在です
クサフグは見た目は可愛らしいものの、非常に危険な毒を持っています。
釣り上げた際には、以下の点に注意してください。
手で触った場合、皮膚から毒が体内に入る可能性は低いですが、傷口からの侵入を避けるためにも触れない方が安全です。
噛まれないように注意して海に返してやります。
フグを釣り上げても無資格で調理したり、人に譲ったりしないでください。
「クサフグバーン」はもってのほかです
クサフグは釣り人にとって「外道」ですが、モラルとして生き物の尊厳を守り、適切にリリースするよう心がけます。
近年、釣り場が減少していることを危惧し、ルールとマナーを守り美しい環境を意識します。
これ以上、釣り場が減らないように、マナーを守って楽しく遊びます!
しかし、食べるには注意が必要です
クサフグは、内臓と皮に猛毒のテトロドトキシンを含んでいますので、誤った調理方法で摂取すると死に至る危険性があります。
安全に食すためには、フグ調理師免許を持つ、専門家による処理をオススメします。
無資格で調理したり、人に譲ったりしないでください。
出典:農林水産省きまぐれクック様の記念すべき1本目の動画
食用できる部位は筋肉ですが、筋肉にも微量の毒が含まれています。
食べる場合は自己責任で・・・
クサフグは毒性を持つため注意が必要ですが、適切な環境で飼育することで、安全かつ魅力的なペットとなります。
彼らのユーモラスな姿は、あなたに「ほっこり」とした癒やしを与えてくれます。
クサフグは、丸くてふっくらとした体型、ちょこんと飛び出した目、ぷっくりとした口など、愛らしい特徴を持つ魚です。
砂に潜ったり、海藻にぶら下がったり、体を膨らませる姿は、見ていて飽きません。
癒やされる~
クサフグは、愛らしい見た目とユニークな生態を持つ人気のある魚ですが、飼育にはいくつかの注意点があります。
毒を持つ魚であること、適切な飼育環境が必要であることなどを理解した上で、飼育を検討しましょう。
適切な管理とケアを提供することで、クサフグの魅力を安全に楽しむことができます。
クサフグを叩きつけるなどの過酷な扱いは、釣り人としてのモラルに反します。
「外道中の外道」と釣り人から嫌われるクサフグですが、速やかなリリースを心がけます。
意図せず釣れた場合は、
クサフグを含むすべての生物に対して、尊重と適切な取り扱いを行うことが求められます。
叩きつけて捨てたり、踏み潰して放置などはモラルに反する行為です。
できるだけ速やかに海に戻してやりましょう
食べられる部位は筋肉ですが、微弱の毒素を含んでいます。
フグを釣り上げても無資格で調理したり、人に譲ったりしないでください。
フグ調理師免許を持つ、専門家による処理をオススメします。
癒やしのペットにもなります
その毒性を理解し、適切な環境と設備を整えることで、クサフグの飼育は可能です。
クサフグの可愛いらしさは、大きな目と丸みを帯びた体形、警戒時にぷっくりと膨らむ姿などが魅力的です。
クサフグは釣り人にとって「外道」と見なされがちですが、釣りをするモラルとして、生き物としての尊厳を守り、適切にリリースするよう心がけます。
エリアでのマナーを守り、釣った魚を放置しないことで、より良い釣り場の維持に繋がります。
きれいな釣り場で楽しく遊びましょう
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