1. ホーム
  2. 魚種別
  3. メジナ料理の食べ方は塩焼き?

メジナ料理の食べ方は塩焼き?臭み取って刺身は寝かせると◎

 当サイトはPRを含みます
メジナ料理の食べ方は塩焼き?臭み取って刺身は寝かせると◎
 

メジナ(グレ)の磯臭さ、釣り好きなら「わかる!」って頷いちゃいますよね。

定番の塩焼きも良いですが、ひと手間かけた『熟成刺身』はまさに絶品!

気になるのはあの独特の臭み…ご安心ください!

メジナは適切な下処理と調理法を押さえることで、驚くほど美味しく食べられる魚です。

この記事を読むことで、あなたも釣ったメジナを余すことなく美味しく楽しめるようになります。

食味の評価が一変する体験、ぜひ味わってみてください。

 
 

そもそもメジナ(グレ)とは?どんな魚?刺身は寝かせる

そもそもメジナ(グレ)とは?どんな魚?刺身は寝かせる

メジナ(グレ)は、釣りの楽しさと食味の両方を楽しめる魅力的な魚です。

日本各地の磯に広く分布し、引きの強さとシーズンによる味の違いから、多くの釣り人に愛されています。

また、正しい処理や調理で食味も大きく向上するため、釣り上げた後の楽しみも多い魚です。

 

メジナアイコン生態と特徴

生態と特徴

メジナ(グレ)は、スズキ目メジナ科に属する海水魚です。

関東では「メジナ」、関西では「グレ」と呼ばれています。

沿岸の岩礁帯や磯に生息し、釣りのターゲットとしてだけでなく、食用魚としても親しまれている魚です。

 
体長 大型は60cmに達することも
体形 体高が高く側扁な卵型
体色 青緑色を帯びた灰黒色
生息域 北海道以南の沿岸や岩礁域
食性 雑食性で甲殻類や多毛類、海藻
地方名 クロ、クチブト、ツカヤ、ヒコヤ など
冬から春
漢字 眼仁奈、目近魚
 

メジナアイコン臭くなる時期

臭くなる時期

釣り人の間でよく言われるメジナの臭み。一年を通して臭みが出る可能性はありますが、特に夏場に釣れたメジナは、臭みを感じやすい傾向にあると言えます。

ただし、これはあくまで「傾向」であり、全ての夏のメジナが臭いわけではありません。

沖磯など、生息していた環境や個体差、そして何より釣り上げた後の処理方法によって、その度合いは大きく変わってきます。

鮮度を保つ持ち帰り方

  • 鰓蓋延長線上と側線の交差点にピックで突く(脳じめ)
  • エラ蓋上部の根元にナイフで切り込みを入れる
  • 冷えた海水(潮氷)を入れたバケツで揺らしながら血抜きをする
  • 釣れた場所によっては、内蔵を取り除く
  • 魚に、氷が直接当たらないように保冷して持ち帰る

メジナアイコン刺身は寝かせる

刺身は寝かせる
 

メジナの刺身は寝かせることで、身が柔らかくなり、旨みが格段に増します。

釣ったその日に食べるよりも、2〜4日冷蔵庫で寝かせてから食べたほうが美味しくなる魚です。

適切な下処理を施した上で寝かせることで、旨味成分が増加し、気になる磯臭さも軽減されるという、まさに良いこと尽くしなのです。

出典:魚食普及推進センター 旨味をATPから考える

釣り場で脳締め、血抜き、エラ、内蔵除去済みの魚を熟成

  • 血合いを残さずキレイに洗う
  • 水分をしっかり拭き取る
  • キッチンペーパーとラップで包む
  • 冷蔵庫のチルド室(0〜2℃)などで保管
  • キッチンペーパーは毎日取り替える
 メジナ料理の食べ方は塩焼き?目次へ戻る

メジナ(グレ)料理の食べ方は塩焼き?下処理・臭み取り

メジナ(グレ)料理の食べ方は塩焼き?

塩焼きはメジナの美味しさをシンプルに味わえる、非常に人気な調理法の一つです。

皮目の香ばしさとホクホクの白身は、その魚本来の旨味や風味をダイレクトに堪能できます。

塩焼きを入り口に、煮付け・刺身・唐揚げなど、幅広いメジナ料理に挑戦してみるのも釣り人の楽しみの一つです。

 グレ(メジナ)の塩焼き

かじかじ趣味日記様

メジナアイコン下処理・臭み取り

下処理・臭み取り

メジナは、内蔵除去で持ち帰ったとしても、水質や生息環境で臭いの残る個体が存在します。

塩の浸透圧の力で、身の臭みを水分とともに抜き、焼くことで香ばしい風味に変わります。

適切な下処理を施すことで、その風味を改善し、美味しく食べることも可能です。

釣り場で脳締め、血抜き、エラ、内蔵除去済みの魚

  • ウロコと血合いを残さずキレイに洗う
  • 水分をしっかり拭き取る
  • 多めの塩を両面全体にすり込む
  • 1時間以上放置
  • 流水で洗って水分を拭き取る

メジナアイコンフライパンで塩焼き

フライパンで塩焼き

メジナの塩焼きはフライパンでも手軽に美味しく焼けます。薄く油を引いてから加熱して魚を入れます。​

特に、蓋無しで皮をパリッと焼いたり、蓋をしてふっくら蒸し焼きにする方法など、調理を工夫すれば、より美味しく仕上がります。

最近は、魚焼き用ホイルシートもあり、後片付けも簡単なので、ぜひ気軽に試してみてください!

メジナアイコンウロコごと塩焼き

ウロコごと塩焼き

メジナはウロコごと塩焼きにすることで、身の水分と旨味を閉じ込め、ふっくらジューシーに仕上がります。

焼き上がれば、ウロコと皮は簡単にめくれます。塩や醤油をかけて食べます。

塩焼きというよりも、ふわふわな蒸し焼きのイメージです。

 メジナ料理の食べ方は塩焼き?目次へ戻る

メジナ料理の食べ方は塩焼き?臭み取って刺身は寝かせると◎まとめ

メジナ料理の食べ方は塩焼き?臭み取って刺身は寝かせると◎まとめ
 

釣り人の皆さんにとって、美味しいメジナ(グレ)をどう料理するかは大きな関心事ですよね。

定番の塩焼きはもちろん美味しいですが、新鮮なメジナなら寝かせた刺身も格別です。

気になるのはあの独特の臭み…でもご安心ください!

鮮度を保つ持ち帰り方

  • 鰓蓋延長線上と側線の交差点にピックで突く(脳じめ)
  • エラ蓋上部の根元にナイフで切り込みを入れる
  • 冷えた海水(潮氷)を入れたバケツで揺らしながら血抜きをする
  • 釣れた場所によっては、内蔵を取り除く
  • 魚に、氷が直接当たらないように保冷して持ち帰る
 

まず覚えておきたいのは、メジナの食味は時期と処理で大きく変わるということ。

とくに夏場のメジナは海藻を多く食べるため、独特の磯臭が出やすくなります。

そのため、釣ったらすぐに血抜き・内臓処理を行い、持ち帰り時は氷でしっかり冷やすことが肝心です。

釣り場で脳締め、血抜き、エラ、内蔵除去済みの魚の熟成

  • 血合いを残さずキレイに洗う
  • 水分をしっかり拭き取る
  • キッチンペーパーとラップで包む
  • 冷蔵庫のチルド室(0〜2℃)などで保管
  • キッチンペーパーは毎日取り替える
 

刺身にする場合は、釣ったその日に食べるよりも2〜4日寝かせるのがベター。

この「熟成」によって、旨味成分(イノシン酸)が引き出されて格段に美味しくなります。

一方で塩焼きにするなら、塩を振り臭みを取る下処理が重要です。

釣り場で脳締め、血抜き、エラ、内蔵除去済みの魚

  • ウロコと血合いを残さずキレイに洗う
  • 水分をしっかり拭き取る
  • 多めの塩を両面全体にすり込む
  • 1時間以上放置
  • 流水で洗って水分を拭き取る

家庭ではフライパン+クッキングシートを使えば、後片付けもラクに本格的な味が再現可能です。

ウロコを取らずに丸ごと焼く「ウロコ焼き」もおすすめ。

皮の下の脂や水分を逃さず、ウロコと皮をめくれば、ふっくらジューシーな蒸し焼きに仕上がります。

釣り人ならではの視点で、海の恵みを最大限に活かしたメジナ料理を楽しんでみてください。

調理のひと手間が、家庭での一皿を“釣り人のごちそう”に変えてくれます。

 
 メジナ料理の食べ方は塩焼き?目次へ戻る

メジナ料理の食べ方は塩焼き?臭み取って刺身は寝かせると◎FAQ

釣り場で「脳締め」「血抜き」をして、「エラと内臓をきれいに取り除く」こと、そして持ち帰ったらお腹の中の「血合いを歯ブラシなどでしっかり洗い流す」ことです!この3つを丁寧に行うだけで、臭みは劇的に減ります。
関西や都市圏のスーパーでは20〜30cmのメジナが1尾300〜600円程度で販売されているケースが多く、日常使いの魚という印象が強いです。しかし「高級魚」ではないものの、冬場の大型個体(寒グレ)や処理が丁寧なものは高く評価されることもある、ポテンシャルの高い魚です。調理の工夫次第で、高級魚に負けない美味しさを家庭で味わえるのが、メジナの魅力です。
「フライ」や「唐揚げ」などの揚げ物は、初心者さんにおすすめです!火を通すことで身がふっくらして、衣が付くので多少の臭みも気になりにくいです。下処理したメジナを三枚におろして(難しければ切り身でもOK)、塩コショウして揚げるだけ!お子さんにも人気ですよ。あとは、アラを使った「味噌汁」も簡単で美味しいです。

 
遊漁船のイメージ
 
 

Page Top

Copyright © AZU. All rights reserved.