1. ホーム
  2. 魚種別
  3. ニギス(メギス)の食べ方は塩焼き?

ニギス(メギス)の食べ方|塩焼きの下処理とは?はらわたは食べても大丈夫?

 当サイトはPRを含みます
ニギス(メギス)の食べ方|塩焼きの下処理とは?はらわたは食べても大丈夫?
 

スーパーで見かけて気になった「ニギス(メギス)」。安くて美味しいと評判ですが、

「どうやって食べたらいいの?」「下処理が面倒なのでは?」

と、調理方法に関して様々な疑問や不安を抱えていませんか?

実はニギスは、料理初心者でも驚くほど簡単に調理できる優秀な魚なんです!

この記事では、失敗しない塩焼きの方法と、家族が喜ぶ定番レシピを釣り人視点から解説します。

これを読めば、ニギスがあなたの食卓の定番魚となり、献立のマンネリ解消にも繋がること間違いなしです。

 
 

そもそもニギス(メギス)ってどんな魚?

ニギスは、ニギス科に属する魚で、深い水深の砂泥地に生息する海水魚です。

主に底引き網で漁獲され、鮮度落ちが早いため、干物などの加工品にされることが多いです。

淡白ながらも上品な旨味と、柔らかな身質が特徴で、和食から揚げ物までどんな調理法でも美味しくいただけます。

参考:京都府 ニギスの丸干し
 

ニギスアイコン生態と特徴(身質・骨の特徴)

ニギスは、キス科の魚と姿が似ていることから「似鱚(ニギス)」と呼ばれるようになったと言われています。

身が非常に柔らかく、加熱してもふんわりとした食感を楽しめるのが魅力です。

ウロコは、細かくほぼ気になりません。中骨以外の骨は柔らかく食べやすいです。

 
分類 ニギス目ニギス科
体長 成魚は20cm前後
体型 側扁した円筒形
特徴 目が大きく、下顎が突出する
生息域 70mから400mの砂泥底
食性 動物性プランクトン
漢字 似鱚
地方名 オキギス、メギス、テッポウ
 

ニギスアイコンニギスとシロギス(キス)の違い

ニギスとシロギス(キス)の違い

名前の似ている「ニギス」と「シロギス(キス)」。

「どちらもキス?」と混同しやすいですが、実は全く異なる分類の魚です。

キスはさっぱりした白身で刺身や天ぷらに向きますが、ニギスは旨味と脂がしっかりしており、焼き物・煮物・揚げ物など幅広い調理に適しています。

 
ニギス シロギス
分類 ニギス目ニギス科 スズキ目キス科
体長 大きくても20cm程度 大型は30cmを超える
体色 背は淡赤褐色、腹は白い 背は淡黄褐色や淡褐色、腹は白い
口元 上顎より下顎がやや前 下顎より上顎がやや前
脂ヒレ 脂ヒレがある 脂ヒレはない
生息域 深海の砂泥底に生息 沿岸の砂泥底に生息
市場価値 安価 比較的高級
漢字 似鱚 白鱚、鱚
 

ニギスアイコン気になる「はらわた」は食べられる?

ニギスを調理する際に特に気になるのが「はらわたは食べても大丈夫なのか?」という点です。

地域によっては内臓ごと焼いたり揚げたりして楽しむ習慣があるほど、ニギスのはらわたには独特の旨味があります。

鮮度が落ちている場合や、苦味が苦手な場合、また天ぷらや唐揚げにする場合は、内臓を取り除いた方が食べやすいです。

 ニギス(メギス)の食べ方は塩焼き?目次へ戻る

「ニギス」の食べ方は塩焼き?下ごしらえ

ニギスの食べ方は塩焼き?下ごしらえ

ニギスを塩焼きにするときに味を左右するのが「下ごしらえ」です。

特に、はらわたを取るかどうかは大きな判断ポイントで、残すとほろ苦い旨味を楽しめる一方、苦手な人には強く感じられる場合もあります。

また身が柔らかいニギスは丁寧な下処理をすることで、焼き上がりのふんわり感が格段に上がります。

 ニギスの美味しい食べ方

魚屋さんの仕事終わり様

ニギスアイコン下ごしらえ(はらわたを取る?残す?)

ニギスの美味しさをシンプルかつダイレクトに味わいたいなら、やはり塩焼きが一番です!

特に、新鮮なニギスであれば、はらわたごと焼くことで、そのほろ苦さと身の旨みが一体となり、格別の風味を醸し出します。

ウロコもほとんど目立たないため、そのまま調理可能です(気になる場合は軽く包丁でこそげます)。

ニギスアイコン美味しい塩焼き

美味しい塩焼き

ニギスの繊細な旨味をシンプルに味わうなら、やはり塩焼きが一番人気で、調理法の中でも失敗が最も少ないため初心者の方にも強くおすすめできます。

グリルで焼くだけの簡単な調理ですが、身が柔らかいので、塩焼きなどでしっかり焼けば小骨も気にならずに食べられます。

フライパンでも少量の油で塩焼きにでき、片付けも簡単にお手軽に作ることができます。​

  1. 焼く10分前に少し多めの塩を振ることで、身の余分な水分が出て臭みが抜け、旨味が凝縮
  2. 強火で一気に焼き上げるのがコツ。皮はパリッと、身はふっくら仕上がります
  3. 大根おろしとレモン・すだちを添えると、味が引き締まりさらに美味しくなります

ニギスアイコンなぜ安くて美味しいの?

ニギスは、底引き網漁で大量に水揚げされるため、旬の時期には比較的安価で手に入りやすい魚として知られています。

しかし、その価格からは想像できないほど栄養価が高く、美味しいのが最大の魅力です。

主に秋から春にかけてが旬とされ、脂が乗って最も美味しくなります。

 ニギス(メギス)の食べ方は塩焼き?目次へ戻る

「ニギス(メギス)」塩焼き以外のおすすめ調理法

塩焼き以外のおすすめ調理法

ニギス(メギス)は塩焼きが定番ですが、その独特の旨みと柔らかい身質を活かすなら、揚げ物や煮付けもおすすめです。

その身の柔らかさと小骨の細さという特性を活かすとともに、保存性や食べやすさといった点でも優れています。

これらの調理を取り入れることで、飽きずに食べられ、骨ごと・丸ごと活用しやすくなります。

ニギスアイコン天ぷら

塩焼き以外のおすすめ調理法

ニギスは天ぷらにすると、柔らかい身がふんわり仕上がり、魚の旨味をストレートに感じられる人気の食べ方になります。

特別な手順は必要ないため初心者にも扱いやすく、食卓にも出しやすい万能料理です。

そのまま丸ごと揚げても美味しく、揚げ時間も短いので調理も簡単。家族全員が喜ぶ一品になるでしょう。

ニギスアイコン煮付け

煮付け

甘辛い味付けでふっくらと煮込んだニギスは、白いご飯との相性が抜群で、食卓の主役になること間違いなし!

ニギスは身崩れしにくい性質を持っているため、煮魚初心者でも失敗する心配がほとんどありません。

ホクホクの身に甘辛いタレが絡む絶品煮付けを、ぜひお試しください。

ニギスアイコン唐揚げ

煮付け

ニギスはフライや唐揚げにすると、外はカリッと中はふんわりの食感を楽しむことができ、子どもから大人まで人気が高い料理になります。

小型のものなら丸ごと揚げても骨が気にならず、しっかり揚げれば骨まで食べられるのも魅力です。

ボリュームも出しやすいため、夕食やおつまみ、お弁当にも使いやすい万能メニューとしておすすめです。

 ニギス(メギス)の食べ方は塩焼き?目次へ戻る

:ニギス(メギス)の食べ方は塩焼き?はらわたも食べられる?まとめ

:ニギス(メギス)の食べ方は塩焼き?はらわたも食べられる?まとめ

ニギス(メギス)は、細長い体と柔らかい白身が特徴の深場に棲む魚で、地域によってはスーパーでも並ぶ“地魚”として親しまれています。

しかし、初めて手にした人は「どう食べればいい?」「はらわたは取るべき?」という疑問を持ちやすい魚でもあります。

ニギスは塩焼きとの相性が抜群で、鮮度が良ければはらわたも食べられる魚です。

クセがなく淡泊な味わいの白身に加えて、適度な脂があるため、焼く・揚げる・煮るなど幅広い料理に対応できるのが魅力です。

まず、ニギスの最大の特徴は「身が非常に柔らかい」という点です。

水分量が多く、鮮度が落ちるのも早いため、買ってすぐに調理すると身の甘さを存分に楽しめます。

塩焼きは丸ごと焼くだけで旨味がダイレクトに味わえ、はらわたもほろ苦さが少ないため、そのまま焼いても美味しいとされています。

特に小型の個体は内臓が小さく、臭みが出にくいので丸ごと焼くのがおすすめです。

一方で、はらわたを食べるかどうかは「鮮度」と「個体の大きさ」で判断すると失敗がありません。

鮮度が落ちたニギスのはらわたは苦味や臭みが出るため、気になる場合は取り除くのが無難です。

反対に、刺身でも使えるほど新鮮なニギスなら、内臓ごと焼いても問題なく楽しめます。

また、塩焼き以外にも、柔らかい身質を活かした調理法が多数あります。

特に揚げ物は定番で、ふわふわの身とサクッとした衣が相性抜群です。

骨も気になりにくく、初心者でも調理しやすい料理です。

煮付けもニギスならではの白身の風味を感じられる、オツな一品になります。

  • 塩焼き
  • 天ぷら
  • 煮付け
  • 唐揚げ

ニギス(メギス)は、一見地味な深海魚かもしれませんが、消費者にとって安価で美味しい魚はなかなかありません。

塩焼きでシンプルに味わうのも良し、唐揚げや煮付けで旨みを引き出すも良し。

はらわたのほろ苦さまで含めて、ニギスの奥深い魅力をぜひ探求してみてください。

 ニギス(メギス)の食べ方は塩焼き?目次へ戻る

ニギス(メギス)の食べ方は塩焼き?はらわたも食べれる?FAQ

新鮮なら食べられます。気になるなら取り除けばOKです。ニギスの内臓は苦味が少ないため、鮮度が良いものは丸ごと塩焼きしても違和感のない味わいです。ただし、鮮度が落ちると苦味・臭みが出るため、心配な場合は取っておきましょう。
基本は加熱調理向けですが、超新鮮な釣り物なら刺身も可能です。ただし身が非常に柔らかく崩れやすいため、刺身で食べる文化は地域限定。他の地域や都心は焼き・揚げ・煮付けが無難です。
お子様でも食べやすい魚です。背骨以外の骨は柔らかく、天ぷらや唐揚げならほとんど気になりません。塩焼きは身が柔らかいので、ほぐす時は優しく扱うと食べやすいです。

 
遊漁船のイメージ
 
 

Page Top

Copyright © AZU. All rights reserved.