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夜釣りに最強のエギングはシャクリがいらない?ただ巻きなの?

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夜釣りに最強のエギングはシャクリがいらない?ただ巻きなの?
 

エギングといえば「シャクってなんぼ」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

特に夜釣りでは、視界が限られるなかでテンポよくシャクるのが難しく、「本当にこれで釣れるのか?」と不安に感じている方もいるでしょう。

そんなあなたにぜひ知ってほしいのが、近年注目されている“ただ巻き”エギングというスタイルです。

この記事では、「夜釣りに最強」と言われる理由、そしてなぜ“シャクリ不要”でイカが釣れるのか、そのロジックと実践法を詳しく解説していきます。

実際、私自身もかつてはシャクリにこだわっていた一人です。夜の漁港で何度もキャストとシャクリを繰り返すものの、疲労だけが蓄積して釣果は今ひとつ。

しかし、あるきっかけで“ただ巻き”を試してみたところ、これが驚くほどハマる。シャクリで反応しなかったイカが、ただ巻きでスッと抱いてくる感覚に衝撃を受けました。

それ以来、夜のエギングでは“ただ巻き”を積極的に取り入れ、釣果も大幅にアップしています。

 
 

エギングのシャクリとは?なぜシャクる?

エギングのシャクリとは?なぜシャクる?

エギングを始めると、必ず耳にする「シャクリ」という言葉。

「シャクる」「ジャークする」などとも言われますが、一体どのような動作で、何のために行うのでしょうか?

エギングにおける「シャクリ」とは、釣り人がロッド(竿)を操作して、海中のエギ(餌木)を意図的に動かす行為を指します。

 

ただ巻きエギングアイコンなぜシャクる

なぜシャクる

ロッドを意図的に素早く動かすことで、海中でエギ(餌木)にアクションを加え、イカの捕食本能を刺激するための基本的なテクニックです。

シャクリによってエギが上下左右に跳ねたり(ダート)、急浮上したり、ヒラを打ったりすることで、アオリイカの視覚に強烈にアピールし、興味を引かせます。

エギを大きく動かすことで、少し離れた場所にいるイカにもエギの存在に気付かせ、寄せることができます。

ただ巻きエギングアイコン激しいシャクリは必要?

激しいシャクリは必要?

エギングにおいて激しいシャクリが「常に必要か?」と問われれば、答えは「NO」です。

しかし、「全く必要ないか?」と問われれば、それもまた「NO」。

つまり、激しいシャクリは万能ではなく、状況に応じて使い分けることで初めてその真価を発揮する「武器」の一つなのです。

激しいシャクリが有効となる場合

高活性なイカへの強烈なアピール

  • 広範囲からの集魚効果
  • リアクションバイトの誘発

エギの操作性を確保

  • 深場攻略
  • 速い潮流の中

効率的なサーチ(探り)

  • パイロット的役割

激しいシャクリが不要、または逆効果となる場合

低活性時やスレたイカへの過度なプレッシャー

  • 警戒心の増幅

エギを抱く「間(ま)」を与えない

  • 追いきれない・抱ききれない

不自然な動きによる違和感

  • 浅場での不適合

釣り人の体力消耗と集中力低下

  • 持続性の欠如

エギングにおいて、激しいシャクリは有効なテクニックの一つではありますが、決して万能ではありません。

大切なのは、「激しいが絶対!」あるいは「激しいはダメ!」と決めつけるのではなく、常にイカの反応を観察し、その状況における「最適解」を見つけ出す探求心です。

それこそがエギングの奥深さであり、上達への近道と言えるでしょう。

ただ巻きエギングアイコン目的はシャクリ後の「フォール」

目的はシャクリ後の「フォール」

エギングにおけるシャクリの本当の目的は「フォール(沈下)」の間にイカにエギを抱かせることにあります。

シャクリはあくまでエギを目立たせて、次のフォールで抱かせるための「きっかけ作り」にすぎません。​

「シャクったら、しっかり見せて落とす」が鉄則とされており、見せる→落とす→抱かせるの流れが重要視されています。

YAMASHITA:エギングの基本アクション
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夜釣りに最強のエギングはただ巻きなの?

夜釣りに最強のエギングはただ巻きなの?

夜エギングにおいて「ただ巻き」は、特定の条件下で驚くほどの効果を発揮し、他のどんなテクニックよりも釣果が上がる「最強」のメソッドとなり得ます。

しかし、常に「ただ巻き」だけが正解というわけではなく、やはり状況判断と、シャクリとの使い分けが重要になります。

夜のエギングに挑戦する際は、ぜひただ巻きという選択肢を覚えておき、柔軟なアプローチを試してみてください。

 ただ巻きエギング沈めて巻くだけ

やっさんの釣り様

ただ巻きエギングアイコン簡単釣法「ただ巻き」

簡単釣法「ただ巻き」

ただ巻きは、エギを一定の速度でリールを巻いて泳がせるだけのシンプルな釣法です。

その「ナチュラルな動き」がイカにとっては捕食対象に見えやすく、特に警戒心の強い状況や夜間のような視認性が低い環境で有効とされています。

このシンプルさこそが「ただ巻き」最大の魅力であり、経験者が状況打開の一手として活用できる奥深いテクニックでもあります。

「ただ巻き」で意識すること

  • 巻きスピードの調整:その日の活性に応じた速度
  • レンジ(タナ)の意識:日中は底、夜間は表層から
  • エギの選択:その日の活性に応じたカラー
  • たまに「変化」を加える:ストップ&ゴーやトゥイッチ

ただ巻きエギングアイコンアタリの出方

アタリの出方

「ただ巻き」でのアタリは、シャクリのような明確な“コンッ!”ではなく、“わずかな違和感”として手元やラインに現れるのが特徴です。​

「あれ?何か重くなった?」「糸がフケた?」「コツンと何かに触った?」といった、非常に些細な「違和感」として現れることの方が多いと言えるでしょう。

「違和感」を感じたら、躊躇なくラインテンションを強めて聞き合わせを入れてみます。

ただ巻きエギングアイコンしゃくらないエギングのメリット

しゃくらないエギングのメリット

しゃくらないエギング、つまり「ただ巻き」や「ドリフト」を中心とした釣法には、体力的な負担を軽減しながら、スレたイカや低活性時にも強いという明確なメリットがあります。

特に近年では、ナチュラルなアプローチが好反応を得る場面が増えており、経験者にも再評価されています。

「エギングはシャクってなんぼ」という固定観念に囚われず、ぜひ「しゃくらない」という選択肢をあなたのエギングに取り入れてみてください。

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夜釣りに最強のエギングはシャクリがいらない?ただ巻きなの?まとめ

夜釣りに最強のエギングはシャクリがいらない?ただ巻きなの?まとめ

「シャクリ」はエギに命を吹き込み、イカを誘う基本動作。

シャクリで広範囲にアピールし、その後の「フォール」で食わせるのが王道です。

しかし、夜や特定の状況では、このシャクリが逆効果になることも。

アオリイカは、夜間や濁り潮といった視界が悪い状況では、派手なアクションよりもナチュラルに動くベイトを好む傾向があります。

このとき、エギを一定速度で巻き続ける「ただ巻き」は、違和感の少ない動きでイカの警戒心を解き、自然と追尾・捕食へとつなげる力があります。

激しいシャクリは常に必要ではなく、状況に応じた強弱の使い分けが釣果を左右します。

夜エギングにおいて「ただ巻き」は、特定の条件下でシャクリを凌駕する釣果を生み出す「最強」のメソッドとなり得ます。

ただ巻きはエギを一定層で水平移動させ、イカに認識されやすくなります。

「ただ巻き」はシンプルながら、多くのメリットを秘めています。

体力温存と集中力維持: シャクリによる疲労が少なく、長時間の釣行でも繊細なアタリに集中できます。

操作の容易性: 初心者でも実践しやすく、経験者は状況打開の一手として活用できます。

レンジコントロール: 狙いの層を安定してキープしやすく、効率的なアプローチが可能です。

体力を使わずに長時間集中できる・初心者や子供でも扱いやすい・スレたイカにも効くなど、実用的なメリットが多く、今やベテランアングラーにも選ばれているテクニックです。

ただし、「ただ巻き」が全ての状況で有効とは限りません。

状況に合わせてシャクリと「ただ巻き」を使い分けることが、夜釣りエギングで釣果を伸ばすための重要なポイントです。

「ただ巻き」で意識すること

  • 巻きスピードの調整:その日の活性に応じた速度
  • レンジ(タナ)の意識:日中は底、夜間は表層から
  • エギの選択:その日の活性に応じたカラー
  • たまに「変化」を加える:ストップ&ゴーやトゥイッチ

エギング=シャクる、という固定概念を一度捨てて、夜の静けさに溶け込む「ただ巻き」を試してみてください。

シャクリとただ巻きを柔軟に使い分け、闇夜のターゲットを攻略してください。

もしかすると、それが今シーズン最大のアオリイカを引き寄せる一手になるかもしれません。

この記事が、あなたの夜エギングをより豊かにする一助となれば幸いです。

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夜釣りに最強のエギングはシャクリがいらない?ただ巻きなの?FAQ

以下のような時におすすめです。常夜灯がついている場所など、少し明るい場所で釣る時。イカが警戒しているような気がする時。アタリが小さくて分かりにくい時。シャクリ疲れてしまった時。
リーダーの痛みに気をつけます。日中は底部を引いてくるため、岩や藻場の近くを引くこともあります。擦れてリーダーが傷ついて切れることもあるので、3号ほどの太さを使用し、リーダーチェックを行いながら釣りをして下さい。
エギを表層から「ただ巻き」していきます。カウントダウンでまずは5秒から、次は10秒、15秒、20秒というふうにレンジを替えてアオリイカが居るタナを探っていきます。巻くスピードも、その日の潮の流れを考慮して替えていきます。

 
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