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タイドグラフ(潮見表)の見方がわからない!満潮と干潮はなぜ起きる?

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タイドグラフ(潮見表)の見方がわからない!満潮と干潮はなぜ起きる?
 

タイドグラフ、なんとなく見ていませんか?そんな釣り初心者のあなたへ!

満潮と干潮の基本から理解すれば、魚の活性が上がる時合を的確に予測可能に。

この記事では、「タイドグラフってそもそも何?」「満潮・干潮の仕組みはどうなってるの?」

という基礎の部分から、釣りにどう活かすかまでを、初心者の目線に立ってわかりやすく解説します。

朝マズメ・夕マズメに行けばいいというだけでなく、「今日のこの時間、この場所がベスト」といった判断ができるようになり、釣りがもっと戦略的に、そして楽しくなります。

 
 

そもそもタイドグラフ(潮見表)とは?上げ潮と下げ潮

そもそもタイドグラフ(潮見表)とは?

タイドグラフ(潮見表)とは、「潮の満ち引き(干潮・満潮)の時刻や潮位の変化を、ひと目で確認できるグラフ」のことです。

釣りにおいては、魚の活性に直結する「潮の動き」を把握するための超重要ツールです。

単なるグラフではなく、釣果を大きく左右する海の動きを読み解くための「設計図」なのです。

 

タイドグラフアイコングラフの見方・上げ潮と下げ潮

上げ潮と下げ潮

タイドグラフでは、潮の高さが上がっている部分が「上げ潮(満ち潮)」、下がっている部分が「下げ潮(引き潮)」です。

タイドグラフは、横軸に時間縦軸に潮位(海面の高さ)を示したものです。

このグラフの線の動きを見ることで、潮位が時間とともにどのように変化しているかが一目でわかります。

タイドグラフアイコン潮止まりの時間

潮止まりの時間

潮止まりとは、その名の通り満潮または干潮に「潮の動きが一時的に停止する時間帯」を指します。

タイドグラフで見ると、グラフの「山の頂点(満潮)」「谷の底(干潮)」にあたる部分です。

釣りをする上で、一般的にこの時間は魚の活性が低くなると言われています。

タイドグラフアイコン上げ3分下げ7分

上げ3分下げ7分

「上げ3分下げ7分(あげさんぶさげしちぶ)」とは、一般的に釣りに良いとされる潮の動きの目安を表す言葉です。

これは、干潮時の潮位を「0」、満潮時の潮位を「10」とした場合に、上げ潮が3割程度進んだ時と、下げ潮が7割程度進んだ時が、特に魚の活性が高まりやすいと言われています。

ということは、上げ潮が7割程度進んだ時と、下げ潮が3割程度進んだ時「上げ7分下げ3分」も同じことだといえます。

では、「上げ3分下げ7分」と「上げ7分下げ3分」というのは、いつの事なのでしょうか。

干満の10分目を時間に置き換えると、干潮から満潮までの時間は約6時間です。

つまり、1分目 = 0.6時間 = 36分

3分目 = 1.8時間 = 1時間48分 ≒ 2時間

 

「魚の活性が高まる」分かりやすい目安として

  • 干潮時から約2時間後に潮が動き出す
  • 満潮時から約2時間後に潮が動き出す

という事になります。

タイドグラフで、現地の干満時刻を確認し、その2時間後に釣りを開始することで効率が上がり釣果も期待できます。

それと、干満時からの2時間は、休憩やタックル準備に充てる「戦略的準備タイム」と捉え、時に備えるのも一つの手です。

とはいえ、釣り場の地形や狙う魚種によっても潮の影響は異なるため、タイドグラフや現地の潮流をしっかり観察して、自分なりの「釣れる潮のリズム」を掴むことが大切です。

「潮が動く=チャンス」は間違いありません。経験則とデータをうまく組み合わせて、釣果アップを狙ってください。

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満潮と干潮はなぜ起きる?潮の満ち引き

満潮と干潮はなぜ起きる?

満潮と干潮は、月と太陽の引力と地球の自転によって、地球上の海水が周期的に上下する現象です。

特に、月の引力が大きな影響を与え、地球上の多くの場所で1日に2回の満潮と干潮が起こります。

タイドグラフでその変化をしっかり把握すれば、「なんとなく釣る」から「狙って釣る」釣りへとレベルアップできます。

タイドグラフアイコン月と太陽の引力が原因

月と太陽の引力が原因

潮の満ち引きを引き起こす力の源は、天体の「引力(引っ張る力)」です。その主役は、地球に最も近い「月」。

そして、潮の規模(大潮や小潮など)を決定づける重要な脇役が「太陽」です。

地球という巨大な水のボールが、月との綱引きによってラグビーボールのように少しだけ歪む。この盛り上がった部分が「満潮」、へこんだ部分が「干潮」の正体です。

タイドグラフアイコンなぜ地球の反対側でも満潮に?

なぜ地球の反対側でも満潮に?

月の引力だけでなく、地球と月が回転することで生じる遠心力によって、地球の反対側でも海面が盛り上がり「満潮」になります。

つまり、1日に2回の満潮と干潮があるのは、この“引力と遠心力のセット”が働いているからなのです。

地球全体の海水の移動として捉えると、一方の海域で海水が集まれば、別の海域では海水が減る、というように、グローバルな規模で潮の動きは連動しているのです。

タイドグラフアイコン潮回りの種類と特徴

潮回りの種類と特徴

潮回りは、月の満ち欠け(=月齢)によって決まる、潮汐の動き方のパターンのことです。

主に、大潮(おおしお)、中潮(なかしお)、小潮(こしお)、長潮(ながしお)、若潮(わかしお)の5つの種類があります。

潮回りを知ることで「今日はどんな潮?どう攻める?」といった戦略が立てられるようになり、釣果アップに直結します。

15日周期で潮回りが起きます

  • 大潮(4日間)↓
  • 中潮(4日間)↓
  • 小潮(3日間)↓
  • 長潮(1日間)↓
  • 若潮(1日間)↓
  • 中潮(2日間)大潮へ↪
 
潮回り 干満差 潮の流れ 特徴
大潮 最も大きい 速い 潮がよく動き魚の活性高
中潮 大きい やや速い 釣りやすい状況
小潮 小さい 緩やか 激流ポイントで、じっくり攻めれる
長潮 最も小さい 非常に緩やか 潮がほとんど動かず、食い渋りがち
若潮 徐々に大きく 徐々に動き始める 潮が動き出す兆し
 

 潮ごとの特性をご紹介

THE CAST様

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タイドグラフの見方がわからない!満潮と干潮はなぜ起きる?まとめ

タイドグラフの見方がわからない!満潮と干潮はなぜ起きる?まとめ

釣りにおいて「潮」は釣果を大きく左右する重要な要素です。

しかし、「タイドグラフの見方がわからない」「満潮と干潮の違いも曖昧」という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、釣り初心者でも潮の基本を理解し、タイドグラフを使って“釣れる時間”を見極められるようになる知識をわかりやすく解説してきました。

タイドグラフ(潮見表)は、1日の潮位の変化を示したグラフで、「今どれくらい海面が上がっているか・下がっているか」を一目で把握できます。

特に重要なのは、満潮(海面が最も高い時)と干潮(最も低い時)の時間、そしてその間にどれだけ潮が動くかです。

潮が動く=魚の活性が上がる時間帯なので、釣果アップのカギを握っています。

また、潮の満ち引きは月と太陽の引力によって生じており、地球上のあらゆる場所で周期的に発生します。

月の引力によって海水が引っ張られ、同時に地球の反対側でも遠心力で海面が盛り上がるため、1日に2回の満潮・干潮が起きます。

さらに、「潮回り」と呼ばれる潮の周期(大潮・中潮・小潮など)によって、潮位差の大きさが異なります。とくに大潮は潮が大きく動きやすく、釣りに最適な日とされます。

15日周期で潮回りが起きます

  • 大潮(4日間)↓
  • 中潮(4日間)↓
  • 小潮(3日間)↓
  • 長潮(1日間)↓
  • 若潮(1日間)↓
  • 中潮(2日間)大潮へ↪

結論として「上げ3分・下げ3分」は、干潮と満潮の潮止まりから潮が動き始め、魚の活性が上がるタイミングを表す目安です。

「潮が動く=チャンス」は間違いありません。経験則とデータをうまく組み合わせて、釣果アップを狙ってください。

 

「上げ3分・下げ3分」の分かりやすい目安として

  • 干潮時から約2時間後に潮が動き出す
  • 満潮時から約2時間後に潮が動き出す

タイドグラフは、あなたに釣れるタイミングと場所を教えてくれる最高のパートナーです。もう「なんとなく」の釣りは卒業しましょう。

潮を読む力が身につけば、釣りは一気に面白く、そして成果の出るものになります。

タイドグラフを活用して、狙った魚を効率よく仕留めましょう!

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タイドグラフの見方がわからない!満潮と干潮はなぜ起きる?FAQ

いいえ、毎日少しずつ時間がずれていきます。これは、月が地球の周りを回る周期が関係しているためです。一般的に、満潮と干潮の時刻は毎日約50分ずつ遅れると言われています。
潮の動きを把握し、「釣れる時間帯」を予測するために見ます。タイドグラフは潮位(海面の高さ)の変化を時間軸で示したグラフ。潮が大きく動く時間=魚の活性が高くなる時間なので、釣行のタイミングを決める判断材料になります。
残念ながら、そういうわけではありません。天候、水温、魚種、潮目の有無など、釣果には様々な要因が影響します。タイドグラフは、あくまで潮回りと潮位を知るための目安なので、釣りの計画を立てる上での参考として活用しましょう。

 
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