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エギングは半傘で根掛かり防止に!エギ改造?カンナを曲げる

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エギングは半傘で根掛かり防止に!エギ改造?カンナを曲げる
 

エギングで一番ストレスになるのが「根掛かり」。

せっかくお気に入りのエギを投入しても、一発でロストしてしまえばテンションはガタ落ち。

特に海藻やゴロタ場、藻場の多いポイントでは、攻めたくても攻めきれない…そんな経験、誰しも一度はあるはずです。

この記事では、そんなエギンガーの悩みを解決する「半傘チューン」について解説します。

市販の根掛かり対策アイテムに頼る前に、まずは自分の手で簡単にできる“半傘チューン”を試してみませんか?

 
 

そもそもエギの「半傘」とは?根掛かり防止

そもそもエギの「半傘」とは?根掛かり防止

エギの「半傘」とは、エギの後端にあるイカ針(カンナ)の片側を取り除いたり、片側だけを残して使用するチューニング方法です。

「半傘」は誰でも簡単にできるエギ改造でありながら、根掛かりが激減する有効なテクニックです。

エギのロストに悩んでいる方や、もっと攻めた釣りをしたい方には、ぜひ一度試していただきたい方法です。

 

半傘アイコン根掛かりの原因

根掛かりの原因

エギングにおける根掛かりは、主に海底の岩や海藻、沈み物といった障害物にエギが引っかかることで発生します。

海底の地形、海藻の種類や量、沈み物の有無、そしてアングラーの操作ミスなど、様々な要因が複雑に絡み合って根掛かりを引き起こします。

「しっかり底を取らないと」と意識するあまり、エギを長時間放置してしまい、その間に潮に流されて、岩の隙間にカンナがはまり込んでしまったりします。

 
根掛かりの主な原因 特徴
海底の障害物 岩・シモリ・海藻・漁網・ロープ等
エギの構造 放射状に広がるカンナが接触
判断ミス 着底を見誤る
操作ミス 着底後のシャクリ方が強すぎる
初めてのポイント 地形が分からない
 

半傘アイコン根掛かり防止に

根掛かり防止に

エギングは、エギを底付近まで沈めてからシャクリ上げてイカを誘う釣法であるため、必然的に根周りや藻場、ゴロタ場といった根掛かりしやすい環境を攻める釣りになります。

特に頭部やカンナは構造的に引っかかりやすく、着底時の初動で障害物と接触しやすいのです。

これらを防ぐために、着底を察知する技術や、根掛かりしにくい構造の導入が非常に有効です。

着底後の放置を避ける

エギが海底に長く留まっていると、波や潮に流されて障害物に引っかかりやすくなります。

着底時の初動

着底後のエギを、勢いよくシャクると引っかるリスクが高まります。

頭部が引っかかり、リーダーが擦れて切れる可能性があります。

無理に引っ張らない

根掛かりした際に無理に強く引っ張ると、ラインブレイクする可能性が高まります。

引っ張る方向を変えたり、ラインを緩めて再度張ってみるなど、色々な方向から試してみましょう。

半傘アイコンカンナ曲げ

カンナ曲げ

カンナ曲げは本来、エギの針の修正やメンテナンスに使う「ツール」です。

このツールを使い、カンナを「半傘」にチューニングを施します。

エギのカンナ(針)を意図的に曲げる行為は、一部のエギンガーによって根掛かり防止やフッキング率向上を目的として行われています。

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エギの改造?カンナ曲げでカンナを曲げる

エギの改造?カンナ曲げでカンナを曲げる

エギの下側のカンナを曲げてチューニングすることで、着底時の障害物の根掛かりを大幅に回避できます。

カンナの針を曲げる方法や折る方法があります。

ズル引き(底を引きずる誘い)の根掛かりリスクも下がります。

 全傘と半傘チューニングの違い

釣猿様

半傘アイコンカンナを曲げる・閉じる

カンナを曲げる・閉じる

「カンナ曲げツール」を使った半傘チューンは、エギの下部のカンナを安全かつ正確に曲げて閉じることで、根掛かりを大幅に軽減する改造方法です。

専用の針修正ツールを使うことで、カンナの変形や破損を防ぎつつ、実釣性能を最大限に引き出せます。

メリットは、元の形状にも戻すことができることです。

半傘アイコンカンナ折り

カンナ折り

「カンナ折り」は、エギの根掛かり防止チューニング「半傘チューン」の一つで、エギ後部のカンナ(針)の下部を思い切って根元から折って取り除く方法です。

ニッパーで断ち切ったり、ラジオペンチで曲げを繰り返し金属疲労で折る手法があります。

最もシンプルかつ確実に根掛かりリスクを減らせる改造として、多くのエギンガーに支持されています。

半傘アイコン半傘のデメリット

半傘のデメリット

エギングにおける半傘チューンは根掛かり防止に有効な手段ですが、いくつかのデメリットも存在します。

根掛かりの多さとイカの活性、状況を総合的に考慮し、デメリットも理解することが大切です。

以下のデメリットを理解した上で、状況に応じてチューンを行うかどうか判断することが重要です。

フッキング率の低下

通常のエギは二段のカンナで広範囲に針先があるため、イカがどの方向から抱きついてもフッキングする可能性が高くなります。

半傘にすることで、針先の数が減り、イカがうまく針に触れない場合にフッキングミスに繋がる可能性があります。

バラシの増加

フッキングしたイカが暴れた際に、針数が少ないと保持力が低下し、バラシてしまう可能性が高まります。

特に掛かりが浅く、激しく抵抗するイカの場合に顕著になることがあります。

エギのバランス変化

カンナを曲げる・折ることで、エギ全体の重量バランスが微妙に変化する可能性があります。

これにより、フォール姿勢やダートアクションがわずかに変わり、イカの反応に影響を与える可能性も考えられます。

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エギングは半傘で根掛かり防止に!エギ改造?カンナを曲げる まとめ

エギングをしていると、藻場やゴロタ場など障害物の多いフィールドでの「根掛かり」に悩まされる方は多いでしょう。

そんな問題を手軽に、かつ効果的に軽減できるのが「半傘チューン」です。

これは、あなたが今持っているエギのカンナをほんの少し改造するだけで、根掛かりを劇的に減らすための戦略的テクニックです。

半傘チューンとは?

エギの後部にあるカンナ(イカ針)は通常、上下の2段構成(Wカンナ)になっています。

これをエギの下側だけ曲げる・折る・閉じることで、エギが海底に接触した際の引っ掛かりを半減させるのが「半傘チューン」です。

エギングにおける根掛かりは、主に海底の岩や海藻、沈み物といった障害物にエギが引っかかることで発生します。

海底の地形、海藻の種類や量、沈み物の有無、そしてアングラーの操作ミスなど、様々な要因が複雑に絡み合って根掛かりを引き起こします。

エギの下側のカンナを曲げてチューニングすることで、着底時の障害物の根掛かりを大幅に回避できます。

  • カンナ曲げでカンナを曲げる
  • ペンチやニッパーでカンナを折る

半傘チューンとカンナを曲げる改造は、根掛かりが多いポイントを攻める際に非常に有効な手段です。

しかし、フッキング率やバラシ率にも影響を与える可能性があるため、状況に応じてチューンを行うかどうか判断することが重要です。

カンナの針先が本来の向きから変わるため、イカの乗りが浅い「ショートバイト」を弾いてしまう可能性があります。

  • フッキング率の低下
  • バラシの増加
  • エギのバランス変化

この「半傘チューン」は、単なる改造テクニックではなく、フィールドの状況を読み、タックルをアジャストしていく「戦略的思考」そのものです。

この一手間が、あなたのエギングをより深く、そしてもっと楽しいものに変えてくれることをお約束します。

根掛かりを恐れずに積極的にポイントを攻め、エギングをさらに楽しんでください!

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エギングは半傘で根掛かり防止に!エギ改造?カンナを曲げる FAQ

確かに、針の数が減るので、フッキング率は若干下がる可能性はあります。しかし、根掛かりを恐れて攻めたいポイントを諦めてしまうよりは、半傘にして積極的に狙う方が釣果に繋がることもあります。特に根掛かりが多い場所では、半傘の方が安心して釣りができるでしょう。
切る(カンナ折り):根掛かり対策として最も効果大。ただし、元に戻せません。
曲げる(カンナ曲げ):根掛かり軽減効果は高く、可逆的に戻せるのがメリット。初心者様にはまず「カンナ曲げ」から始めるのがおすすめです。
ズル引きエギングとは、エギを海底に着底させたまま、ゆっくりとリールを巻いたり、ロッドをゆっくり起こして、底を引くように動かす誘い方です。アオリイカが低活性の状況や底に張り付いているときに誘い出すテクニックです。磯場よりも砂が目立つエリアで実践しましょう。

 
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