ソデイカ(タルイカ)を釣ったことはありますか?
このイカは「イカを喰うイカ」で知られる大型のイカです。
身も厚く、捌きたては、ゴムのような食感で、硬く味もありません。
なので「ソデイカの刺身はまずいの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ソデイカを柔らかくする方法や刺身を美味しく食べるためのポイントについても詳しく解説します。
ソデイカは、熱帯・亜熱帯海域を中心とした広い海域に生息し、日本近海でもよく見られます。
その名の通り、着物の袖のようなヒレを持つ、菱型の大型のイカです。
ソデイカは、ツツイカ目ソデイカ科に属する外洋性大型種のイカです。
食用にされるイカとしては、最も大きいものの一種となります。
体長 | 大型は胴長1m、重さ20kgを超える |
---|---|
体色 | 鮮やかな赤色 |
体型 | 砲弾のような紡錘形 |
生息域 | 温暖な沿岸域 |
食性 | 小魚、イカなど |
寿命 | 1年未満と考えられている |
漢字 | 袖烏賊 |
地方名 | アカイカ、タルイカ、セーイカ など |
全ての魚介類に寄生虫がいる可能性はゼロではありません。
ソデイカも例外ではなく、特に小魚やイカを捕食しているため、アニサキスの寄生が考えられます。
生食は極力控えて、-20℃で24時間以上冷凍してから調理するようにしましょう。
ソデイカは、そのままだとゴワゴワで、味がないと感じることがあります。
「まずい」と感じられる理由の一つに、肉質が硬く、ゴムのような食感になることが挙げられます。
これは、イカのサイズに応じた処理や調理が不十分な場合に起こります。
特に、大型のイカは筋肉繊維が発達しており、適切に処理されないと硬くなる傾向があるためです。
じゃあ、どうすればいいの?
ソデイカはそのままでは身が硬く、淡白な味わいが特徴です。
しかし、冷凍することで熟成され甘みや旨味が増し、解凍する過程で身の細胞が破壊され柔らかくなります。
また、アニサキスなどの寄生虫も死滅し、安全に食べることができます。
きまぐれクック様
一度冷凍して、解凍したソデイカの刺身は、筋肉繊維が壊れて肉厚でも、柔らかくなります。
冷凍熟成によって、ねっとりとした食感と、口いっぱいにうま味と甘みが広がります。
食感の違いの、食べ比べも楽しいです~
ソデイカのバター醤油ソテーは、簡単に作れて美味しい料理であり、特に冷凍・解凍したソデイカを使うことで、柔らかく甘みのある仕上がりになります。
さっと炒めることで、食感が柔らかく、バターの風味と醤油のコクが絡み合い、風味豊かな料理が仕上がります。
簡単でありながら非常に美味しい料理です
ソデイカのステーキは、その厚みと大ぶりなサイズからくる食べ応えと、噛み応えのある食感が特徴です。
一度食べると忘れられない、豪快な味わいが魅力です。
イカ焼き好きには、たまらない一品です
ソデイカは、身も厚く捌きたては、ゴムのような食感で、硬く味もありません。
「まずい」と感じられる理由の一つに、肉質が硬く、ゴムのような食感になることが挙げられます。
一度冷凍して、解凍したソデイカの刺身は、筋肉繊維が壊れて肉厚でも、柔らかくなります。
冷凍熟成によって、ねっとりとした食感と、口いっぱいにうま味と甘みが広がります。
ソデイカは、圧倒的なボリューム感で美味しくいただけます。
冷凍・解凍することで身が柔らかくなり、甘みが増すため、刺身や天ぷら、バター醤油炒めなど、さまざまな調理法で楽しむことができます。
新鮮なソデイカを手に入れたら、ぜひこれらの方法を試してみてください。
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