ゴンズイを釣ったことはありますか?
一見ナマズのような見た目で、背びれと胸びれの毒針にヒヤヒヤさせられます。
でも、ご安心ください。正しい知識と適切な処理さえすれば、ゴンズイはめちゃくちゃ美味いんです!
この記事では、ゴンズイの安全な下処理方法、ぬめりの効果的な取り方や美味しく食べる方法を紹介します。
ゴンズイを刺身にした経験談を交えながら、その食味やおすすめの食べ方もお伝えします。
ゴンズイは、毒を持つため取り扱いに注意が必要な魚ですが、適切な処理を行うことで、美味しく食べられる魅力的な魚です。
釣り人の間では、ゴンズイは外道として扱われることが多いものの、その意外な美味しさに魅了される人も少なくありません。
愛嬌のある顔つきと、可愛らしい体型から魅力的な存在とも言えるでしょう。
ゴンズイは、ナマズ目ゴンズイ科に属する海水魚です。
顔が、仏教における地獄の鬼「牛頭(ごず)」に似ていることからとする説があります。
体長 | 大きくても20cm前後 |
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体色 | 茶褐色に白や黄色の縦縞 |
体型 | 紡錘形 |
生息域 | 本州中部以南の沿岸域や岩礁 |
食性 | オキアミ、多毛類 など |
生態 | 夜行性で釣るとギーギー鳴く |
若魚の群れ | ボール状に密集してゴンズイ玉を形成 |
漢字 | 権瑞、牛頭魚 |
地方名 | ググ、ギンギ、ゴンゼ など |
ゴンズイの針を外す際は、安全に配慮し、専用の道具を使用することが重要です。
持ち帰る場合は、毒針の処理を確実に行い、クーラーボックスで適切に保管しましょう。
針を外すときや、毒針を切る際は安全を考慮し、締めて動かなくなってから作業をしましょう。
ゴンズイの毒針は、背びれと両胸びれの付け根の三ヶ所にあります。
切り取った毒針にも毒は残っているため、まとめて適切に処分しましょう。
ゴンズイのぬめりは、酢や塩を使うことで簡単に取ることができます。
表面に適量の塩をまぶし、酢に浸して優しく揉み込むことで、ぬめりが固まり浮き上がります。その後、包丁の背でこそげて、水でしっかりと洗い流します。
ぬめりを取ることで、臭みが軽減され、より美味しくゴンズイを調理することができます。
ゴンズイの毒針は、背びれと両胸びれの付け根の三ヶ所にあり、細く鋭いため刺さりやすいのが特徴です。
毒はタンパク質性で、刺されると骨をハンマーで打たれたような激しい痛みが生じます。
刺された箇所とその周辺が赤く腫れ、痺れが生じ、ズキズキとした強い痛みが長時間続きます。
ゴンズイの毒針は、非常に痛みを伴いますが、適切な処置を行えば、死亡するような重篤な症状に陥ることは稀です。
しかし、アレルギー体質の方や、毒針が深く刺さった場合は、注意が必要です。
特に、過去に刺されたことがある人が再度刺されると、アナフィラキシーショックを起こすリスクがあり、注意が必要です。
ゴンズイに刺された場合、速やかに応急処置を行い、必要に応じて医療機関を受診することが重要です。
毒はタンパク質性の毒素とされています。もし、刺された場合は以下の応急処置を取りましょう。
火傷しない程度の熱湯につければ毒が分解されて痛みが和らぐことがあります。
ただし、あくまで一時的な現場での処置であり、痛みが引かない場合、医療機関で受診することをおすすめします。
白身魚のゴンズイは、その身は柔らかく、淡白ながらも上品な甘みと濃い旨味があります。
加熱するとフワフワな食感で、皮目がプルプルになり、見た目に反して上品な味わいを楽しめる魚です。
きまぐれクック様
ゴンズイの刺身は、新鮮なものを選び、丁寧な下処理を行えば、とろけるような舌触りで非常に美味しく頂けます。
ただし、毒針の処理や鮮度管理など、注意すべき点も多くあります。
その上品な白身と独特の食感を楽しむために、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
その美味しさに、きっと感動するはずです!
ゴンズイの味噌汁は、上品な出汁で滋味深く、身も美味しく食べられる、おすすめの料理です。
アラからよい出汁が出て、身は柔らかく食べやすい。皮はプルプルとしておりコラーゲンが豊富です。
特に寒い時期には、体が温まる一杯です。下処理を丁寧に行えば、臭みもなく、美味しくいただけます。
定番のゴンズイ料理ですが味は最高です
ゴンズイの天ぷらは、淡白な白身がホクホクとして美味しく、子供から大人まで楽しめる一品です。
その白身はふっくらとしており、天ぷらにすることで外はサクサク、中はジューシーな食感を楽しめます。
塩と粉山椒をかけて召し上がれ
ゴンズイの蒲焼は、淡白な白身に甘辛いタレが絡み、ご飯が進む一品です。
フライパンで皮面から軽く焼き、返した後、少し甘めのタレを加えて煮詰めます。
鰻のようなふっくらとした食感と身質が、香ばしく美味しくいただけます。
ご飯とビールのお供に最高!ぜひ、お試しあれ!
ゴンズイは、海釣りでよく釣れる魚ですが、毒針を持つことで知られています。
一見ナマズのような見た目で、背びれと胸びれの毒針にヒヤヒヤさせられます。
釣り人の間では、ゴンズイは外道として扱われることが多いものの、その意外な美味しさに魅了される人も少なくありません。
釣り人にとっては嫌われ外道の一種です
ゴンズイは、毒を持つため取り扱いに注意が必要な魚ですが、適切な処理を行うことで、美味しく食べられる魅力的な魚です。
針を外すときや、毒針を切る際は安全を考慮し、締めて動かなくなってから作業をしましょう。
ゴンズイの毒針は、背びれと両胸びれの付け根の三ヶ所にあります。
切り取った毒針にも毒は残っているため、まとめて適切に処分しましょう。
火傷しない程度の熱湯につければ毒が分解されて痛みが和らぐことがあります。
あくまで一時的な現場での処置であり、痛みが引かない場合、医療機関で受診することをおすすめします。
死亡するような重篤な症状に陥ることは稀です
ゴンズイは、正しく処理すれば刺身として美味しく食べられる魚です。
ぬめりをしっかり取り除き、丁寧に下処理を行えば、クセのない上品な白身を堪能できます。
加熱するとフワフワな食感で、皮目がプルプルになり、見た目に反して上品な味わいを楽しめる魚です。
ゴンズイは毒針を持つため、手間はかかるものの、その味は格別に美味しく食べられる魚です。
ぬめりをしっかり取り除き、丁寧に下処理を行えば、クセのない上品な白身を堪能できます。
ただし、釣った際には安全第一で扱うことが必須です。
ゴンズイの刺身に挑戦してみたい方は、適切な処理を施し、ぜひその美味しさを楽しんでみてください。
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